私のお気に入りの、卵を置いて座っても卵が割れないという、あのブルーの座布団。
毎日、快適な座り心地を感じていたのですが…
数日前、家に帰って台所に立ち、夕食の支度を手伝っている時に母が、
「あきらめんさい。また買えばいいじゃない。」と、唐突に私に話しかけてきました。
年老いた母の話は、いつも主語が無いから、さっぱりわかんないんですよ(笑)
何のこと?? と尋ねると、「あの座布団よ…」と切り出され、
いつも私がいない時に、ブルーの座布団を父が使っていたらしいんですよ。
で、私が帰宅する時間には、私の席に戻していたらしいのですが…
ボケ気味の父に、いつものように座布団を返すよう言ったら、
「これは、わしが買ったんだから、わしのもんじゃ…」と
広島弁丸出しで言い張り、返さないそうなんですよ。
で、あきらめなさい…ということになって(涙)
まぁ、あの座布団に座ると、座り心地が良いから、自分の物にしたくなる気持ちはわかりますが、
せめて、「わしのも買ってくれ…」と言ってくれれば良いのに、
自分の物と信じ切っている、ボケた父が悲しい…
昨日、追加で注文したブルーの座布団が届いたので、
開封して私の椅子に置いて、さっそく使っている様子をじーっと見ていた父。
2個目も盗られないか心配です(笑)